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本気でSONY α7が気になり始めた。CANONからの鞍替えを本気で考える


本気でSONY α7が気になり始めた。CANONからの鞍替えを本気で考える

最近の一眼レフの使い方は動画がメイン。写真はもっぱらiPhone 6。そして、今一番欲しいのが動画時の手ぶれ補正とモーションスタビライザー。これを一気に解決してくれるのが「SONY α7s」。手ぶれ補正はついていないが。これに手ぶれ補正が付けば、今求めている機能としては完璧!

本気でSONYに鞍替えをしようかどうかを急に考え始めたので、冷静にもう一度考えてみる。

はっきり言ってキャノンに不満点はない。求めている機能や性能。足りない部分はあるが大満足している。ただSONYのα7シリーズには、キャノンにはないものがたくさんあって、それがとても魅力的だということ。

現在一番待ち望んでいるのは、キャノン5D MARK Ⅳ(5D MARK X?)。センサーが新しくなり、オートフォーカスが改善されISO感度もあがり、もしかしたら4K動画に対応というスペックが予想されていますが、今まで5D MARK Ⅲで動画を撮ってきているので、期待通りのカメラということになりそうです。しかし、それを待たずにSONYに鞍替えをしようと考える理由はそのコンパクトさと機動力。

冒頭にも書きましたが、今一番欲しいのがモーションスタビライザー。一眼レフ用の大掛かりなものは結構な値段もするし、本当のプロの人以外は非現実的。気軽に使いたいと思ったら小型のものになってしまう。現在欲しいのは「FILMPOWER Nebula4000」これが耐えられる重量が1.0kgまで。ここがネック。

最初に考えたのはCANON EOS 70D。しかし、この組み合わせは安いレンズしか使えないので却下。次はCANON EOS M3。これは結構現実的。専用のレンズの性能はそこまでではないものの機動力は文句なし。アダプターを介してEFマウント系のレンズも使える。センサーも新しくなったので70Dと同等レベル。今のところこれが一番有力。

だが、SONY α7シリーズはフルサイズ機で、このコンパクトさ。そもそもEOS M3とは世界が違う。かと言って5D MARK Ⅲと同等かと言われれば、恐らく違うと思う。しかし、それに近い性能は期待できるのではないかとも思っている。

そうなると、モーションスタビライザー用にカメラを用意するよりも、ひとつの機種で対応したほうがいいに決まっている。

ということで、5D MARK Ⅲからの鞍替えとして真剣に考えてみる。



SONYというブランド

キャノンはProが使うというイメージで安心感はある。そして何よりも所有している喜びが大きい。ただ、この二つはカメラの性能とは関係のない部分。純粋に性能や機能として見た時に、SONYというメーカーのカメラがどうなのか?

今までは考えたこともない。もちろん眼中にもない。しかし、一眼レフの用途が動画に移行し始めている今となっては、少々事情が変わってきた。欲しい機能や性能がバッチリつめ込まれた製品を出している。

しかし、カメラ業界としてのSONYは検討をしたことがないので、レンズもカメラ本体もSONYの実力を知らない。Proとして使用している人がどれほどいるのか?Pro用として使えるのか?

プロカメラマンの言葉を思い出した

一年ほど前、プロカメラマンの友人と、カメラの話題で盛り上がった時のことです。もちろんこのProの方も使用しているのはキャノン。お互いキャノン以外にはあまり興味が無い二人でしたが。もしもメーカーを変えるとしたらどこにするかという話題が出た。

その時、そのProの方の口から出たメーカーが「SONY」だったのです。Proの方でもこの時点で気になり始めていたようです。ただ、問題点は、SONYは家電メーカーで、カメラ屋ではないので、いつカメラ部門を撤退するかわからないという不安感があるという事が懸念材料だと言っていました。

確かに、SONYの看板商品イメージがあったVAIOだって切り離しました。これは切り離しただけなので、撤退ではないと思うのですが、カメラメーカーではないSONYにとっては、いつやめてもいい製品ということも言えます。でも、新製品のα7シリーズは好調のようで勢いづいているようにも感じるので、その不安感は少なくなって来ています。

SONYというブランドに対してのそういうネガティブなイメージを除けば、非常に興味を持っている様子でした。

SONY α7シリーズを本気で調査開始

先ずは、先入観を捨てて本当に欲しいと思える性能のカメラなのかを判断するために、どんなカメラなのかを真剣に調査。

α7シリーズのラインナップは3種類(初期モデルも入れれば4種類)。α7Ⅱ、α7R、α7s。

基準となるのがα7Ⅱ。α7Rは高画素機。α7sは動画を意識した高感度モデル。ヨドバシの店員さんにこの3機種の違いを詳しく教えてもらいました。

α7Ⅱはオールマイティな基準機。写真も動画もそこそこで、手ぶれ補正も搭載。α7Rは高画素機なので写真に特化。α7sはiso感度最高4096000の高感度機は動画を考えたモデル。

この時点で選択肢はα7Ⅱとα7s。α7Ⅱは最近モデルチェンジしたばかりで手ぶれ補正が搭載されています。他の二つのモデルにもいずれ搭載されると思われますが、今のところ、モデルチェンジの噂はα7Rの方だけなので、α7sはまだ先かもしれません。モデルチェンジすれば断然α7sですが、今の時点でもα7sが一番良さそうです。

sony-α7s

α7sスペック

  • 有効画素1,220万画素35mmフルサイズCMOSセンサー
  • ISO100〜102400(拡張ISO50~409600)

 

画質に関しては画素数だけでも語れないし、撮影してみないとなんとも言えませんが、フルサイズ機としての期待感はあります。もうひとつ気に入っている点はAPS-Cモードでの撮影。これはフルサイズとしてもAPS-Cとしても使えるということです。こんなに便利な機能はありません。

そして、何と言っても一番の売りは常用ISO100〜102400(拡張ISO50~409600)の高感度。これはオドロキの性能です。5D MARK Ⅲで使用していても確かに25600は結構使用します。それでも満足の行く画質です。欲を言えば51200まで常用だと文句なしです。それ以上はあまり必要はありませんので、常用で102400までというのは十分すぎる性能です。

5D MARK Ⅲにないのが動画撮影時のオートフォーカス。次期モデルでは搭載されるはずですが、今はそれよりも、モーションスタビライザーで使える軽さのほうが重要になっています。結論はα7sがモデルチェンジし手ぶれ補正がついてくれるのが一番。

まとめ

写真も撮れますが、5D MARK Ⅲのように写真も動画も最高という欲張りな使い方は恐らく無理。写真はある程度の性能で、とにかく動画撮影の使い勝手を重視するならα7s。それぐらい機能としてはとても魅力的です。専用レンズがまだ少ない状態ですが、今あるラインナップでもとりあえずは大丈夫そうです。

しかし、完全に鞍替えするには度胸がいります。いまだにEOS M3をモーションスタビライザー用として使うということも捨てていませんが、今まで考えたこともなかったSONYが選択肢として入ってきたので混乱中です。

実は、最近WebCMやPVなどの撮影でプロの方がこのSONYのα7sを使うかたが増えてきたとかこないとかとかという話も小耳にハサミました。やはり、プロでの使用にも耐えうるということか?

んん〜〜〜悩む。

どうやら4月にα7Rの新しいモデルの発表があるかもしれないということなので、その発表を待ってから最終決定です。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 初めて記事を読ませてもらいました。私も同じ事情で、同じことを悩み、考えています。それで検索していてこちらにお邪魔しました。。。実は、先週20年以上のキャノン生活に終止符を打ち、キタムラで5DⅢを売却してきました。(本体は12万円でした。。。)レンズやストロボなど、一式全て売却。過去には1DSも使いましたし、デジタルは10Dに始まり、様々使ってきました。フィルムもづっとEOS1でしたので、キャノンへの信頼はほとんど信仰のようなものでした。唯一の不満が重さ。EOSムービーという言葉の通り、最近動画の仕事も全て5Dでしたが、どうしても機動力に不満があり、山岳動画ではEOSMやときにはiphoneでも撮影しました。そして迷ったのがα7でしたが、1年以上悩み、先日7sⅡが出たのでした。しかし、実は未だに悩んでおり、5DⅣが出るまでは、1DXの中古で済ませようかとかも考えてしまいます。主様のその後が気になります。ぜひ続編記事をご期待申し上げます。

    • はじめまして。
      わかりますその気持、まったくもって同じ悩みです。私も未だに答えは出ず、と言った感じです。正直SONYへ鞍替えする気は満々なのですが、それでも5DⅣが出るのを見届けてからとは思っております。
      私も動画がメインなので、こうなってくるとプロ用の機材に目が行き始めてきています。ただそれだと、仕事的にコストが上がり、お客様への価格にも影響が出るので、意味が無いんですよね。
      今のところ、キャノンかソニーかの選択ですね。春頃には登場するであろう5D MARK Ⅳの登場を待ってから真剣に考えたいと思います。コメントありがとうございました。

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