現在は外付けHDD必須の時代。1TBや2TBぐらいではどうにもならない時代です。用途が家庭用でも同じこと。写真の画質が良くなったり、ビデオの画質が良くなったり、音楽の音がきれいになったり、時代は進化していますが、その進化の分だけデータの容量は増えていきます。
しかも、大切なデータの保存の安全策として最低でも同じものを二つは用意したいところ。
そこで必要になるのが外付けHDDやSSD。
データの保存にかける時間は短ければ短いほどいい。つまり転送速度が速いにこしたことはありません。
ということで、今回は外付けHDDの比較でも、SSDの比較でもなく、接続ケーブルの違いによる転送速度のテストです。
BUFFALO HD-PATU3とMacBook Pro Retina, 15-inch, Late 2013でテスト
MacBook ProにHD-PATU3 1TBHDDを接続してテスト。
使用したApplicationは、
WRITEとREADの両方の速度が出てきます。使い方も簡単で見やすいApplicationです。
テストしたいストレージを選びます。
後はスタートボタンをクリックするだけ。
USB3.0の方からテスト
早速テスト結果から。
まあまあな速度何だと思います。速いというわけではありませんが遅いというわけでもない感じです。
大体、平均的に105~109MB/sぐらいの速度でした。
期待のThunderboltのテスト
Thunderboltのテスト結果。
このキャプチャーは結構良かった数字のもので、実際の結果はほとんど差がありません。というより、ほぼ一緒。いや、全く一緒といってもいいです。
やはり、平均的に105~109MB/sぐらいの速度でした。
Thunderboltは必要ない?
何度テストしても同じ結果。
下の画像はBUFFALOのホームページにも載っていたものです。
Thunderboltは理論的にUSB3.0の約2倍の速度が出るはず。
ところが、全く同じ速度。
もう一つ下の画像を御覧ください。
今回はHDDモデルでのテストなので、このデータではメーカーの公表通りの速度が出ています。
実は、Thunderboltが遅いのではなく、USB3.0の方が優秀と考えるべきなのかもしれません。
HDD(HD-PATU3)自体も問題ないようなので、この結果は不思議です。他のパソコンでのテストはしていないのですが、多分同じ結果になると思います。
結論
BUFFALOだけの問題なのか、他のメーカーも同じような結果になるかはわかりませんが。外付けポータブルHDDの速度としては参考になるかと思います。
他にもThunderbolt接続の据置型HDD(RAID)を使用していますが、そちらの速度はちょうど2倍程。だいたい180MB/s前後の速度です。
これくらいの速度だと、なんとかストレスなく使えるギリギリの速度かなといった感じです。
体感的には300MB/s以上の速度は欲しいところですが、問題は価格です。SSDにするか、HDDの回転数が7200rpmか10000rpmでRAID 0とかでないと難しい速度です。
最近はThunderbolt 2で接続できる製品も出て来ていますがどうなのでしょうか。Thunderboltの利点はディジーチェーンができるところなので、結局はThunderboltのものを選ぶことにはなると思いますが、今の段階ではUSB3.0のほうがコストパフォーマンスに優れていますね。
YouTube / BUFFALO ポータブルHDD HD-PATU3 転送速度チェック
HDDに関して、ベンチマークで速度を測っても使用HDDの平均速度からMAX速度以上はスピードが出ません。
USB3.0 thunderbolt thunderbolt2 どのタイプでも同じ速度しか出ませんよ。
なぜならHDDの限界スピード以上は出ないからです、従って、記事の結果は当然ですよ。
thundeboltだから早くなるとか2だから2倍になるとかはありえません。
kazu様
そうなんですね。HDDの速度自体が転送速度以下ってことなんですね。結構初歩的なことに気付きませんでした。ありがとうございました。
いえいえ、結構勘違いしやすいんですけど、アウトバーンを日本の普通車が走ったらランボギーニやフェラーリになるか?っていうとなりませんよね^^道がどんなにスムーズな状況でも180KがMAXの車は180Kしか出ないわけですから・・・・騙されやすいんですけど、thunderbolt2だから速いHDという売り文句の商品がありますものね。SSDやRAID5とかに標準を合わせた転送方法ということだけで・・・単体のHDでもthunderbolt2でも108とか120以下のベンチマークしか出ない商品も多々あります^^;