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新しいMacBookはとても魅力的だが、買う理由が見当たらないので今回は見送り?


新しいMacBookはとても魅力的だが、買う理由が見当たらないので今回は見送り?

3月9日に発表になった、新しいMacBook。Watchもそうだけど、新しいものは大好きだけど、本当にほしい物以外は飛びつかないタイプです。じっくり判断してからと思っているので、Watchは間違いなく様子見。便利なのは分かるが、デザイン的にファッションとの兼ね合いが気になる。先月、腕時計を買ったばっかりだし・・・。

まさに世の中は今、新しい企画や、新しい使い方に変わって行こうとしている時。新しいMacBookは12インチでRatina。薄さも軽さも桁違い。しかし、その性能を手にいれるために犠牲にせざるを得ないところがたくさんある。しかも、処理能力はMacBook Airよりも性能は低い。Ratinaディスプレイということはその分、表示も動作も重くなる。実際、感覚的な主観だが、MacBook ProでさえMacBook Airよりも少しもたつく感じがある時がある。

今回の新しいMacBookは、そもそもMacBook Airの置き換え版という位置づけではない。と、勝手に思っている。将来的には、MacBook Airの代わりになるのかもしれないが、メインのパソコンとして使うのにはまだまだ役不足。その部分を細く確認してみます。

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新しいMacBook。買わない理由

買わない理由を考えるということは、買う必要性があるということです。この製品を待っていたわけではありませんが、まさにタイムリーな発表。大いに期待しました。Appleのサイトにて詳しくチェック。よ〜く考えると買う理由が見当たらないという結果に。

何故欲しかったかというと、早い話仕事用に持ち運びの軽いパソコンが欲しいということ。パソコンを使い分けると面倒なことが多いので、MacBook Pro 15インチを持ち運んでいますが、ほとんどの外出時には持ち運ぶので、重さが気になりました。用途は、普段と同じ作業を外出先でもしたい。多少の軽い動画編集作業もしたいので、最低でもMacBook AirのCore i7は必要。そのへんから比較してみました。

CPUがIntel Core Mプロセッサだということ

お陰でファンレスになっていようなのでいいのですが、このプロセッサでファンレスということは、そもそも重い作業をするためのパソコンではないということです。ブラウジング、メール、Word、Excel、画像処理ぐらいまでしか出来なさそうです。

どこかのサイトで、ファイナルカットプロがしっかり使えている画像もあったので、十分使えますよというアピールはされていますが、MacBook Proでもギリギリだと思っているので、微妙です。

Ratinaはいいが、お陰でバッテリーの駆動時間が短い

Ratinaディスプレイのほうが消費電力が多い。それだけではなくサイズも小さいので、バッテリーの容量も決まってしまう。かなりがんばったみたいですが、トータルで9時間。実際は5時間も使えればいい方では・・というイメージがします。

USB-Cが一つだけ

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USB-Cがいいのはわかります。USB−Cひとつで、アダプターを使えば電源、USB、Display、HDMI、VGA、のすべてに接続可能。しかし、アダプターだけで9,500円。パソコン以外の付属品が高すぎまし。しかも、一つだけというのは。デザイン的に不可能なのか?理由はわかりませんが、せめて二つは欲しい。Thunderboltが使えないのもいまいち。

将来はほとんどがワイヤレスでの接続ということを見越しているらしいのです。そのとおりだと思いますがまだまだ早い。他の周辺機器との互換性が大変。カードスロットもついていません。

新しく設計されたキーボードが使いづらいという噂

これは、実際に確かめたわけではないのでなんとも言えませんが、今でも薄いキーボードがさらに40%も薄くなっています。これが結構押しづらいというか、使いづらいというコメントが出ているのが少々気になります。

全く新しい製品なので、2世代目が気になる

今回の発表ではナント!MacBook Airもアップデートされました。これでMacBookは、11、12、13インチというラインナップ。12インチだけRatinaモデル。微妙なモデルラインナップ。ここからイメージしたのは、MacBook Air自体がRatinaになるか、この新しいMacBookがMacBook Airの後継モデルとして置き換わっていくような感じがします。

そうなると、もう少しハイスペックのもので、インチも一回り大きめのサイズが出そうです。その時はUSB-Cも2つぐらいついて、Thunderboltもついてくれれば即買いです!

今の時点では、MacBook AirとiPadの中間を埋めてくれる存在というイメージです。ただ、iPadとは違ってパソコンなので、それが1kgを切る軽さの何でも出来るiPadだと思えば・・・・やっぱり欲しくなっちゃいますね。かと言って、このパソコンを買ってもiPadは持ち運ぶので、やはり微妙です。

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まとめ

外出先での作業は限られたものが大半なのは確かですが、とても欲しくなるようなスペックではありませんでした。唯一魅力なのは、軽さと大きさ。12インチで作業に影響するスケーリング解像度はMacBook Air  13インチと同じ1,440 X 900というところだけ。Ratinaなので仕方ないのでしょうが、駆動時間は今のMacBook Air 13と同じくらいは欲しいです。MacBook Air 13は8〜10時間は確かに持つので、外出時に電源アダプタは必要ありませんでした。

来月には、きっとレビューがたくさん出てくるので、その意見でまたイメージは変わるかもしれません。

実際に触って気が変わるかもしれません。

結局は、ああ〜〜・・・、欲しくなるのかもしれません。

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