マイケル・ベイ監督作品

トランスフォーマー
ロストエイジ

トランスフォーマー実写版4作目になる「ロストエイジ」前作の「ダークサイド・ムーン」から4年後の設定。回を重ねるごとに、映像もスケールもどんどん大きくなっている感じがします。だらだらとシリーズが続いていく感じではなく、しっかりとした内容で十分に楽しめました。

見応え充分、長編映画

6500万年前に絶滅した恐竜。その真相は、”ダイナボット”という名の彼らだけが知っていた。現代。人類存続をかけたディセプティコンとの戦いから3年が過ぎ、政府はオプティマスたちの反乱を恐れ、オートボット狩りを開始する中、彼らは車の姿で隠れていた。その頃、人類滅亡を目論む新たなディセプティコン、ロックダウンが巨大な宇宙船とともに地球に襲来。謎の第3勢力、ダイナボットたちも甦り、オプティマスは捕獲されてしまう。人類滅亡のカウントダウンが始まる中、勝ち目のない地球最大の侵略にオートボットと人類は、どうやって挑むのか？

 

ネタバレしないように映画の感想。
子どもがいる方（特に男の子）は、トランスフォーマーを見たいとせがまれる方が多いのではないでしょうか、私もその一人。自分からは行かなかったかもしれませんが、息子のリクエストで見に行ってきました。
息子はまだ6歳の小学1年生。できれば２Dで楽しみたかったのですが、残念なことに吹き替え版２Dが存在しません。しょうがないので３D吹き替え版を見ることにしました。

健康上、小さな子供に３Dはあまり良くありません。健康上の目安は7歳ということなので、あと数日で7歳を迎えるので、途中気分が悪くなったら退出する覚悟で、いざ映画館へ。しかし、始まってみると懸念していた問題は全然なし。以外に大丈夫でした。
3D映画自体、今回が始めてで、疲れないかが心配でしたが、まったく気にならずに楽しめました。
実際に最初は、３Dの映像を意識するのですが、10分もすると、３Dであることを忘れてしまうくらい自然に見れました。多分個人差はあると思うのですが、私自身は問題ありませんでした。

 

今回の「ロストエイジ」は長編映画。とにかく長い。上映時間は１６５分。３時間弱です。めったにお目にかかれない長さの映画です。
しかし、そんな時間の長さも全然気にならないくらいの内容と、映像。もともとクルマが変形するのがトランスフォーマーの売りですから、車好きには飽きずに見れる映画です。ストーリーや脚本も絶妙で個人的には素晴らしい出来だと思います。というか、好きなタイプの映画ですね。恋愛あり、親子愛ありと盛りだくさんですが、娘を持つ親として、自分もこうなるのかな〜なんて思いながら見てしまいました。

この約３時間という長さのなかに、幾つもの物語が入り組んでいるので、物語的にも飽きさせません。お約束ですが、次回へ続く終わり方をしています。

この映画でのお気に入りはやはりクルマたち。

オプティマスプライムもバンブルビーも新型になって、さらにかっこよくなっていました。バンブルビーのカマロのデザインは、現在販売中のデザインとは違って、もっと未来的なデザインでした。これは、映画専用にデザインしてほしいというオーダーから、GMのノースハリウッドデザインセンターがデザインしたモデル。もしかしたら次期カマロのデザインはこうなるのかもしれないですね。

他にもブガッティ・ヴェイロン、新型コルベット、ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4、パガーニ ウレイラなど、全部かっこいいですよ。

 

総合評価

３D映画は、３Dメガネを持っていても、いなくても3Dメガネの料金を取られてしまうので、普通の映画よりも高くなります。（今回２D吹き替え版がないのも、単純に利益を上げるためという意見もありますが）
しかし、その分を支払っても十分に値段分は堪能できる作品ではないかと思います。３時間弱という長さが満足度をあげてくれた感じです。

SFものロボットもの、自動車もの、すべての要素をたしたエンターテイメントとしては、映画館に行っても満足できる作品になっていると思います。この３つのジャンルが好きな人なら間違いなく楽しめる作品ではないでしょうか。
息子の評価も上々でした。一つだけ注意点。必ず見るまえにトイレは行きましょう。家は案の定２時間ぐらいでトイレに行きたいと言われてしまいました。なんとか最後まで我慢して見れましたが、我慢ができなくて途中で退出したらもったいないですからね。

 

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